create-react-app で eslint のルールを変える

react-scripts を直接使うだけなら eslint の処理が入ってませんが create-react-app を使って作ると eslint のチェックが入ります
この eslint は要らない情報が多すぎて邪魔なので devtools の console で表示レベルを設定して非表示にしてるのですが これをすると必要なエラーまで表示されずに困る事がありました

非表示にしてるくらいで そもそもなくてもいいものなのですが build 時には流し見してまれに意図しないものを見つけることもあるので助かることもあります
動作確認はしてるので動作には問題はないのですが 気づいたら直しておきたい程度のものですけど

これまでデフォルトのままで放置でしたが そろそろちゃんと必要なものといらないものを分けようと思います
まず 設定ファイルが見当たらないのにどうして create-react-app で作ると eslint が有効になってるのかがわからなかったので 探してみると package.json 中に eslintConfig というそれっぽい項目がありました
https://github.com/facebook/create-react-app/blob/v4.0.3/packages/cra-template/template.json

react-app というルールをデフォルトで使ってるようです
react-app/jest もありますが jest なのでこれはテスト用でしょう

react-app のルールはここにあります
https://github.com/facebook/create-react-app/blob/v4.0.3/packages/eslint-config-react-app/index.js

結構多いのでこれを見ていくというより 出てきた警告やエラーで不要ならオフにしていくほうが楽そうです
変更するには eslintConfig.rules に eslint のルールを追加します
自分で書いたほうが優先されるので off で上書きできます

switch の default を省略した場合や export default に式を書いた場合の警告は不要なので無効にするという場合はこういう感じです

eslintConfig: {
	"extends": ["react-app", "react-app/jest"],
	"rules": {
		"default-case": "off",
		"import/no-anonymous-default-export": "off"
	}
}