◆ 翻訳したページで大量の〼
◆ 翻訳が原因ではなくて CSS でフォントの合字が有効化されてた
  ◆ 翻訳するだけあって日本語ページじゃない→日本語がおかしくなることは想定されてない
◆ OpenType フォントの機能なので meiryo 系では使えるけど ms gothic だと使えない

Google 翻訳を使ったら画面に大量の「〼」がありました
ひとつひとつ見ていくと 「~~できます」や「~~します」の「ます」が「〼」になってるみたいです

翻訳用の機械学習データに変なのが混ざってたのでしょうか??

それにしては特定のサイト内でだけ発生している気がします
気になったのでとりあえず devtools を開いてみると……普通に「~~します」って書いてました

devtools 上で「ます」なら JavaScript で変換して「〼」にしてるみたいなことはないはずですが どうみても「ます」でページ上の表示と異なります
透明だったりレイヤ重なってる可能性も考えて直接 devtools で「ます」を別の文字にしたら「〼」が消えました
また 別の場所に「ます」を追加したら「〼」が表示されました

とりあえず翻訳のせいではなさそうですが 見たことない現象です

ローカルで再現できるのかと devtools で見えてるソースコードを全部コピペしてみました
……が再現しません
しかし 「〼」化するサイトで head を全部消すと「ます」になりました
言語設定やスタイルシートなどで「ます」を「〼」にしているということでしょうか?
ますます意味がわかりません

とりあえずある css ファイルのロードをしている link タグを消すと「ます」に戻るのを確認できたので そのファイル内のスタイルを徐々に消して原因を探します

原因特定

最終的に

font-feature-settings: "dlig";

だけあれば「〼」にできることがわかりました

font-feature-settings は特に見覚えがないものだったのですが OpenType フォントの機能を設定できるようです
"dlig" だけだと "dlig" 機能を有効化しています

OpenType フォントと dlig で調べてみると 「任意の合字」 だそうです
合字自体はアルファベットで fi や ff をきれいに見せるために使われてるのは見かけますし 絵文字の組み合わせで別の絵文字を作るのに使われていたりもします

ですが 「ます」→「〼」 を合字で作るのは知りませんでした
〼が漢字なのか記号なのかは知らないですが 読みが「ます」なだけで合字化しても誰得としか思えないのですけど……
文章中の「ます」が全部「〼」になるとか嫌がらせにしか見えないです

ただ ひらがなのみの合字なのでカタカナはそのままでした
「マスク」が「〼ク」にはなりません
ひらがなの「ます」に限定すると「ですます」くらいでしか見ないので 「~~あります」とかが書けないだけで文体によっては意外と気づかないものなのかもしれません

「ます」があるならそれなら

おう→凹
とつ→凸

とかあるのかなと思ったのにありませんでした
基準はよくわかりません

また 合字は検索で同じものとみなされるようで Ctrl-F で「ます」と「〼」の両方にヒットします
このページで試してみるとわかりやすいです

プレビュー

試せるプレビューページ置いておきます

フォントの機能なので meiryo 系では「〼」化しますが ms gothic では「ます」のままでした

<!doctype html>
<meta charset="utf-8"/>
<style>
.a {
font-family: meiryo;
font-feature-settings: "dlig";
}
.b {
font-family: ms gothic;
font-feature-settings: "dlig";
}
.c {
font-family: meiryo;
}
</style>

<div class="a">します</div>
<div class="b">します</div>
<div class="c">します</div>