◆ 開き方はポップアップ・新しいウィンドウ・新しいタブ
◆ ウィンドウの種類は通常のウィンドウかポップアップか
◆ 細かな表示内容は変えられない
◆ Chrome だとポップアップウィンドウには URL バーが表示される
◆ ただし拡張機能から開いたポップアップウィンドウには URL バーが表示されない

久々に window.open でデフォルト以外の動作をさせたくなって MDN を見ました
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/Window/open#Popup_condition

全体のウィンドウの種類

window.open では第三引数に windowFeatures を色々指定できますが モダンブラウザでは外観を細かく指定しても無効で

  • ポップアップ
  • 新しいタブ
  • 新しいウィンドウ

のどれで開くかしか選べず それぞれの表示内容は固定だそうです

Chrome では昔から細かい指定は無効ですからね

新しいタブと新しいウィンドウの違いは別ウィンドウかどうかだけなので 種類としては「ポップアップという特別なものがある」というくらいです

windowFeatures で色々指定したものからブラウザがどの種類で開くか判断します
最初からこの 3 つから選ばせてくれたらいいのに 昔からある windowFeatures の組み合わせからブラウザが適切なものを選びます
ブラウザ依存ですし 途中で変わる可能性もありますし 扱いづらいところです

ところで Firefox がこれに準拠するのは 2020/05/05 リリース予定の FIrefox 76 から (今は 74) のようです

Chrome のウィンドウの種類

Chrome では他にも もうちょっと種類あった気がします

拡張機能で取得できる ウィンドウの種類一覧はこうなっていました
https://developer.chrome.com/extensions/windows

  • normal
  • popup
  • panel
  • app
  • devtools

いろいろありますが panel と app は deprecated でした
app は Chrome アプリのものだと思います
Chrome アプリはもう Windows などでは使えず Chrome OS 専用です
それも今年末で終了するようです
今では Chrome 独自でない PWA とかありますからね

devtools は名前通り devtools です
normal もそのまま通常のウィンドウのことです

残るは popup と panel です

chrome.windows.create({ type: "popup" })
chrome.windows.create({ type: "panel" })

を拡張機能で実行してみたところどっちも同じ見た目でした
✖ボタンなどがあるタイトルバーだけで URL も表示されずウィンドウの中は全部ウェブページの領域です

chrome-window-no-url

作ったウィンドウの情報を取得してみるとどっちも popup でした
panel は deprecated とされているだけあって 指定はできるものの popup になるようです


このポップアップウィンドウを見ていると いつもと違う感じがします
広告とかで見かけるポップアップウィンドウはこれとはまた違って URL が表示されていた記憶があります

試してみると拡張機能以外から window.open でウィンドウを作ると URL が表示されるみたいです
location に no を指定したこれでも URL は表示されます

window.open("", "_blank", "toolbar=no,location=no")

chrome-window-url-popup

拡張機能の場合は chrome.windows.create を使っても window.open を使っても URL バーは表示されませんでした
これらはどっちも拡張機能で取得できるウィンドウタイプでは同じものとして扱われます
見た目が違うので別物みたいですが popup となりどっちであるかは判断できません
outerHeight と innerHeight を差から推測くらいでしょうか

ポップアップでも URL を表示してるのはセキュリティ対策だと思います
拡張機能が開くものなら信頼できるページのはずですが そうでもないページが開いたページは信頼できません
偽サイトかもしれないわけで URL がわからないと危険です
なので URL は表示するようにしてるのでしょうね