◆ Excel でドキュメントを要求したり Excel のセル単位のスクロールがなくなればなくてもいいと思う
◆ 細かなレイアウト指定があるなら好きな場所に書ける方眼紙は便利
◆ 実際のセルは小さい正方形で固定だから セル単位のスクロールのせいで後半見えない問題は起きない

エクセル自体をめったに使わないので たまにエクセル方眼紙とかバカにされてるの見かけても「そうなんだぁ」くらいの印象でした
1, 2 年くらい前にそういう感じになってるエクセルを見て これが方眼紙か と変に感動しました

よく言われている一セル一文字という変な使い方もあったのですが 少し考えられていて 別のシートに普通にデータを入力したら 数式を利用して文字列化して N 文字目を取り出すという方法で自動で一セル一文字化していて使うときにそれを気にする必要はありませんでした

ムダなことしてる感はありましたが現実問題 「こういう隙間で作って欲しい」 みたいなことはあって仕方なくとかなんでしょう
すごいなーと他人ごと感で見てました


その後見た方眼紙は 全てのセルが細かい正方形になっていて 必要な分をセル結合して使うというものです
こっちのほうが方眼紙らしいですね
テキストボックスを使わず ほぼ好きな座標に文字を書けるので ワードみたいな自動的にそれらしい見た目にする機能にまかせず 細かいレイアウト指定のある文書書くような感じでした

これもデータ処理するところはちゃんと並んだセルに入力したり ムダにセルを分けるとかなかったので困ることはありませんでした
デフォルトの細長いサイズよりはきれいに見えるなー というくらいの感想です


次に使ったエクセルファイルで方眼紙の良さがわかった気がしました
それは本来のエクセルの使い方?で 1 つのまとまりを 1 つのセルに入れる作りで方眼紙のように各所でセル結合されることを前提とはしていません
必要に応じてセルや列の高さを変えています
このタイプのエクセルを使って方眼紙良かったなぁと思うことが 2 つありました

1 つめ: 行・列の再設定

1 つめは行や列の再設定の大変さです
ある程度シートに情報がある状態で 表の作りを変える必要があったので 変えようとしました
1 つのセルを 2x2 の 4 つにわけるみたいなものです

C 列を 2 にするには C のところに列を追加して C と D をあわせて元の C と同じ幅にするなど見た目を調整します
その表だけなら簡単です
しかしシート内には他の表やテキストがあり 列の追加と列幅調整でそれが大きく崩れて全部調整し直しです
方眼紙の方は全体の行と列のセルサイズは何が合っても固定で その表の 1 セルが方眼紙の何セルを使うかという部分を変えるだけなので その表だけを作り直せばよくて楽でした

ただこれをやっていて思ったのは 1 シートにいっぱい情報入れるのがおかしいんじゃないのということです
1 シートに表が 1 つだけなら 方眼紙でないほうが修正が簡単です
シートは全体で行と列の幅が固定なのに 異なる表を置いたり ドキュメントみたいなものも混ぜたりするからこんなことになってると思います
そういう使い方なら 1 つのテキストや表に依存させない方眼紙状の行と列が良いのは当たり前とも言えます

とは言っても シート内に表などが並んでいてスクロールするだけで全部をサッと見通せるのは十分な利点なので 1 シートにまとまってるものにしかならないのでしょうね
そもそもただ表計算をするだけじゃなく ドキュメントなどを書くのまでそのままエクセルでするのって想定された使い方なんでしょうか
グラフィカルなツールで高機能なものが他にないからとりあえずエクセルになってる気がします

2 つめ: スクロール

エクセル自体の問題とも言えますが スクロールはセル単位でのスクロールです
左側と上側が中途半端にセルが見えている状態を作れません
なので 1 セルの情報が多く 改行を繰り返していてウィンドウサイズを超えていると下半分を見れないという状況が起こりえます
1 セルにそんな多くのデータを入れるのが悪いとは思うのですが テキストカラムのある表にする場合は仕方ないものでもあります

書式情報なしなら

読むためには テキストエディタにコピペするのが楽なのですが 多数あるとそれら全部にやっていくのはさすがに面倒です
エクセル内で完結する他の方法では 上の方の数式バーで見ることができます
縦に広げて セルにカーソルを合わせた状態で数式バーの中をスクロールします
基本はこれで対処してますが どちらの方法でも文字色などの書式情報が見れないです
書式情報がそもそもないデータならこれで十分ですが 色が重要とかなると辛くなります

裏技的な

一応スクロールバーを掴んで動かすときの掴んでる間や ミドルクリックの十字のカーソルになっていて動かしてる間はなめらかにスクロールします
ですがスクロールバーを離したり ミドルクリックしたカーソルの状態で移動をやめるとその時の状態から最も近い セル単位のスクロール状態に戻ります
ミドルクリックの方は動かし続けないといけないので読むのには向かないです
指がちょっと疲れますが スクロールバーを掴み続けるのが一番簡単にはみ出た部分を書式情報付きで読む方法です

画面に収めればいい

可能なら大きなディスプレイを使ったり画面の回転機能を使って縦長・横長を切り替えてウィンドウを全画面表示にすることで一度に表示できる範囲を広げてしまうと指が楽になります
たいていは長くても 1920px には収まるでしょうし
また 画面を広げるとは逆で ズームの倍率を小さめにして文字サイズを小さくして セル全体を表示範囲に収めることもできます

エクセルオンライン

他には エクセルオンラインという手もあります
ブラウザ上だからか この変なスクロール制限はなくてなめらかなスクロールで好きな場所でストップできます
セルを選択してもそのセルの左端や上端が見えるようにスクロールしません
なので そのエクセルファイルを OneDrive にアップロードしてエクセルオンラインから開けば快適に見れます
ただ エクセルで長いテキストというとお仕事関係が多いと思うので 会社によっては OneDrive へのアップロードが禁止されてるとかあるでしょうし 普段から OneDrive などオフィスオンラインを使ってる人でないと手間もあって良い方法とは言えません
MS のアカウントでログインしておく必要もありますから アカウント無いなら作るところからです

そこで方眼紙ですよ

途中からは無理ですが そのファイルが方眼紙であった場合はそんな問題は起きません
結合はしていても各行や列はとても小さい正方形からなっています
スクロールの基準はその小さい正方形の 1 辺の長さの単位ということになるので ほぼ好きなところでストップできます
これがすごく快適で感動しました
エクセル側が対応してくれるまでは方眼紙は十分ありな選択だと思えるレベルの重要さです

行列が小さい正方形で何が悪いんだろう

上の方に書いた一文字ずつ入力みたいなものはやめてほしいですが 行と列が方眼紙状だからといってそれが必須というわけではありません
データ入力や計算で困らないなら全然悪くないと思うのですよね

思いついたデメリットはセル結合の面倒さですが 最初に 1 行作ってあとはコピーしていけばそのフォーマットで以降の行ができるのでたいしたデメリットにはなりません
あと 見た目の調整が完全に不要で直接見ることのほぼ無いシートなら スクロールの問題もないですし 正方形にしたり結合の時間すらもったいないのでそのままでいいと思います
あくまで直接見て レイアウトの調整がいる場合の手段ですから

そういうわけで致命的な問題はなさそうで 現状のエクセルの使われ方からするには方眼紙は手段として十分有効そうですし 使っていて困ることがない限りは方眼紙で行こうかと思います
……とは言ったものの見ることはあっても 1 から作るなんて 年に数える程度もないような