◆ 1年間続けてサブスクリプションが有効な場合にもらえるライセンス
◆ ライセンス開始からライセンス終了の 1 年前の期間で使えた全部のバージョンがずっと使える

IDE を調べていて気になったので簡単にまとめます

JetBrains というと IntelliJ や WebStorm や PhpStorm などを出してる会社です
IDE にしては軽めで 使用メモリも少なめで起動も早くて さらに使いやすさもそこそこです
唯一の欠点が有料なところです
すぐに新しいバージョンが出る β 版をつかえば 1 ヶ月体験版をほとんどずっと使えるという裏ワザもあるらしいですけど


気になった部分というのは 去年くらいに変わったらしいライセンス形態です
これまではたしか 買い切り制で買ったときのバージョンがずっと使えました
1年間など ライセンスが有効な期間中にはアップデートが可能でライセンスが切れるとそれ以降の新しいバージョンは使えないというものだったと思います

新しいライセンス形態はサブスクリプションという ライセンスが有効な期間だけ使えるもののようです
これだと ずっとお金を払いつづけないと使えないということになるので 最新版じゃなくていいから使い続けたい人には嫌な変更に思えます
ですが これまでのような使い方もできるように perpetual fallback license というのが用意されてるようです

じゃあ 具体的にどういうことができるの?となるのですが詳しく書いてる日本語のページが見当たらなかったので公式ページ(英語)を解読することに
https://sales.jetbrains.com/hc/en-gb/articles/207240845-What-is-perpetual-fallback-license-

分かりやすい図があるのでこれだけでわかってしまうかもですが一応

perpetual fallback license

サブスクリプションが切れても特定のバージョンはずっと使い続けられるという仕組みのライセンスです

ライセンスをもらえるバージョンは X.Y.Z 形式で X.Y の部分までが対象で Z の部分(バグフィックス)はすべて含まれます
あとから Z の部分が増えたバグフィックスバージョンが出た場合はそのアップデートができるようです

少し前に PhpStorm 使ってみた時は 10.0.1 とかだったはずですが最近は 2016.2 というバージョン表記になってて どう変わったのかはよくわかってませんが 2016.2.1 みたいな Z が下に存在するなら ライセンスの考え方は変わらなそうです


perpetual fallback license がもらえるのは  12 ヶ月連続でサブスクリプションライセンスが有効だったときです
これまでと一緒の年間ライセンスを購入すると絶対にもらえるということですね
新しい月間ライセンスだと 1 年間継続しないともらえません

perpetual fallback license でずっと使えるバージョンは継続 1 年間の開始時のバージョンです
バージョン 1 が出ている時に 1 年間ライセンスを購入して 1 年後にライセンスが切れると 購入してから 3 ヶ月後にバージョン 2 がでていてもライセンス切れた後は バージョン 1 しか使えないということになります
ライセンスが有効な内はもちろんバージョン 2 が使えるのですが切れるとひとつ前に元に戻さないといけなくなります

もし 1 年の間にバージョンが 2 つ上がってたら 2 つ前に戻すということですね

この例でバージョン 2 を使い続けたいならライセンスが切れる前に 3 ヶ月分の月間ライセンスを買って延長すればライセンスが切れるタイミングの 1 年前にはバージョン 2 が出ているのでバージョン 2 を使い続けられるようになります


ここからは  URL のページの画像について

Less_than_year

月間ライセンスで 12 ヶ月続かなかったら perpetual fallback license はもらえません


One_year

月間ライセンスを 12 ヶ月でやめたら ライセンス開始時のバージョンがずっと使えます
v1 リリース → ライセンス開始 → v2 リリース → ライセンス終了
なので v1 です


More_than_year

月間ライセンスを 12 ヶ月以上続けてからやめた場合は ライセンス開始時からライセンス終了の 1 年前の間で使えたすべてのバージョンがずっと使えます
v1 リリース → ライセンス開始 → v2 リリース → (終了 1 年前) → v3 リリース → ライセンス終了
なので v1 と v2 です


Year_and_a_months

月間と年間のライセンスをくっつけて計算されます
使い続けたいバージョンが出て 1 年が経つまで月間ライセンスで延長すればそのバージョンをずっと使えます
v1 リリース → ライセンス開始 → v2 リリース → (開始から 1年) → (v2 から 1 年) → ライセンス終了
なので v2 も使えます