◆ svg の animation が少し前から非推奨になったみたい
◆ blink はすぐに非推奨にしすぎで使う側がつらい
◆ ブラウザで非推奨でも他では使われてる以上動かないと不便なだけ
◆ これまで動いてたのを動かなくされても CSS 用に変換や作りなおす作業が無駄に増える
    ◆ 「jpg 廃止するから全部 webp にしろ」と言われるのとあまり変わらない気がする 

スミルかと思ったらスマイルと読むらしいです
SMIL 自体は 「Synchronized Multimedia Integration Language」 で SVG のアニメーションに限らないものです

これの SVG animation が Chrome (blink) では deprecated みたいです
調べてみると 45 からみたいでちょっと前

最近 SVG を見かけることが増えてきたので css のアニメーションとは別で GIF アニメ代わりのアニメーションする画像として拾ってきた SVG ファイルを書き換えて使っていました

SVG は中身が XML なので jpg や png と違ってペイントソフトを起動しなくてもテキストエディタでちょっといじるだけでサイズや色などを簡単に変えることができて便利です

アニメーションになると gif だとつくるのが凄く大変ですし 各フレーム画像を準備して何秒で切り替えるとか色々設定必要ですし フリーで簡単に扱えてかつ高機能なソフトってないですし gif 自体が透過度を扱えなくて 透明化と不透明化のどちらかなので png を元に変換すると半透明部分がギザギザしますし ベクタ系の gif アニメを完全に置き換えでいいくらいと思うんです

なのに blink ではなぜか廃止
コンソールにはこんなメッセージが表示されます

SVG's SMIL animations (<animate>, <set>, etc.) are deprecated and will be removed. Please use CSS animations or Web animations instead.

代わりに CSS アニメーションや Web アニメーションを使うよう言われても レイアウトなどのアニメーションじゃなくて 画像として完結している範囲内でアニメーションしたいのです
css をわざわざ書きたくなく 画像としてファイルを読み込むだけで使いまわせるものがいいんです
用途が全然違うと思うんですよね

それに SVG は別にブラウザだけのものってことじゃないので SVG アニメーション自体はこれからも普通に使われると思います
ほかの目的で作られた SVG アニメーションをブラウザで表示するなら わざわざ CSS で制御するように変換しないとだめって手間増えるだけです

この廃止って「gif アニメなくすから アニメーションしたいなら canvas で jpg や png の手動切り替えをやってね」 というのと一緒だと思います
ただ機能を減らして劣化させただけで 無駄な苦労を増やしてると思います

最近は chrome も何がしたいかよくわからないですねー
mozilla がまた新しいブラウザだすみたいなので Chrome 系以外に期待したくなってきます
とはいっても IE 以上とも言えるシェアが Chrome にある以上 公開しておくページは Chrome で動かないものにはしづらいのですよね