◆ 偶数丸めというのがあります

「25歳になってしまったあああああ。もう四捨五入したら30だああああ(´・ω・`)……」と言ってる人を見かけたので
私が25歳の誕生日を迎えたというわけじゃないですよ


「四捨五入」の方法という変ですので 「丸める」方法ということにしますが 数値を丸める方法は 0~4を切り捨てて 5~9を切り上げる以外にもあります

偶数丸め

5の時は切り上げるのではなくて 1つ上の位が偶数になるように 切り捨てか切り上げかを変えます
1.5 → 2
2.5 → 2
3.5 → 4
2.4 → 2
2.6 → 3
2.501 → 3
2.5 のようにぴったり5のときだけで 501 とかになっていたら切り上げになります

プログラミング言語によってはこっちが使われるものもあるようです
ideone 使っていくつか試してみたのですが ほとんど四捨五入になってました
情報が古いのが多かったのかな?

PHPでは丸める桁数も方法も選択できて便利なのでPHPでやってみます
C系では桁数選べず10倍とか100で割るとかして手動で桁ずらさないとダメでめんどうすぎます
echo round(24, -1, PHP_ROUND_HALF_EVEN); // 20
echo round(25, -1, PHP_ROUND_HALF_EVEN); // 20
echo round(26, -1, PHP_ROUND_HALF_EVEN); // 30
echo round(25, -1); // 30

「私は 偶数丸めだから まだ丸めると20歳」 と言えますね

基本的に年齢に小数つけることはないですけど つけるとすると誕生日1ヶ月過ぎた時点では 25.083 歳だから偶数丸めだろうが30歳となってしまいますね

使われている所

偶数丸めは お金関係を扱うところで使われてるみたいです

普通の四捨五入だと
0はそのまま
1~4は切り捨て
5~9は切り上げ
になっています

切り上げられる量のほうが多くない?

ということで使われる方法だそうです